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クラス判定 How to judge Classification ?

▪️クラス判定

「立位テニス」は新しいパラスポーツです。世界的にも今まさに経験値を積みながら、カテゴリー判定についても精査が進められています。

切断、欠損、奇形は障がい名だけでほぼクラスを決定することができますが、障がい名だけでは決定しづらい場合もあります。身体障がいはバリエーションが多く、特に麻痺の場合、運動機能には千差万別です。そこでどのクラスに属するべきなのかの判断基準の一つとして、JASTAでは運動機能測定を行うことにしました。理学療法士、スポーツトレーナーなど、様々な専門家の協力を得て、より平等な判定が行えるようにデータを収集し、解析を進めて行きたいと考えています。選手の皆様には、様々な運動機能測定値の提供にご協力をお願いしています。
Para Standing Tennisの場合
 
現在は、初めて国際大会に出場する選手のうち、障がい名だけではどのカテゴリーに属するのかわからない選手は
Para Standing Tennisに個別に問い合わせしたり、大会前日に現地入りするなどして出場カテゴリーの判定を受けています。
2024年現在

JASTAの場合

 

世界に先駆けて運動機能測定を行い、より精度の高いカテゴリー判定ができるようにデータベースを蓄積中です。JASTA主催大会に初めて出場ご希望の際は、申込書とともに運動機能測定シートのご提出もお願いしています。

​2019年現在

JASTA運動機能測定方法
 
ラケットを持って行います。テニスでの動きを想定して行いますので、後ろに下がる時も、ネットに背を向けず、相手コートから飛んでくるボールを見ながら移動する想定で行なってください。
測定記録シート.jpg
運動機能測定記入シートのダウンロードはこちらから
A. 左右の動き
  シングルスラインをまたいで立ち、往復タイムを計測します
  クロスステップを使わず行います
B. 前後の動き
  ベースラインの後ろに立ち、ネットまで往復タイムを計測します
  まっすぐ前に走り、ネットを「手で」タッチして、前または横を
  向いて元の位置に戻ります(ネットに背を向けて戻らない)
C. 右斜め方向の動き
  ベースラインとシングルスラインのT字に立ち、対角線のネット
  までの往復タイムを計測します
  クロスステップでも構いません(ネットに背を向けて戻らない)
D. 左斜め方向の動き
  ベースラインとシングルスラインのT字に立ち、対角線のネット
  までの往復タイムを計測します
  クロスステップ使用可(ネットに背を向けて戻らない)
参考動画
B(前後の動き)の計測
運動機能測定説明A.jpg
運動機能測定説明C.jpg
運動機能測定説明D.jpg
運動機能測定説明B.jpg
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